2012年 12月 20日
貧栄養であるはずのプラチナソイル水槽に降臨した“あいつ”
もうクリスマスが近いんですねえ。

お寺に囲まれている北鎌倉に住んでいると、街中でクリスマス・イルミネーションに出くわすことがほとんどないから、まるでピンと来ない。

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こうやって横浜まで行くと、空気の澄んでいる冬場は綺麗な夜景撮影ができるんですけれどねえ。
これなんか、微妙にまだ「青空」が残っているところがいいでしょう?

だけど最近「冬場の夜は冷えるから」という理由で、あまり行かないなあ。歳かなあ・・・。

さて今回は、超低濃度肥料水槽・・・というほどには低くないにしろ、貧栄養で維持・管理しているはずのプラチナソイル水槽に降臨した“あいつ”の話です。

まさかねえ・・・。




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しつこいくらい書いているが、このプラチナソイル水槽は低濃度肥料で維持・管理している。

だから“あいつ”が出るわけがない。

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しかしそいつはこのハイグロフィラ sp. グァンシー産の下葉に現れた・・・。

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出たあ!って感じの黒髭ゴケ様の襲来!!

ちょっと待ってくれい!

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この水槽に使っているプラチナソイルは、吸着系のソイルのはずだ。肥料分は一切入っていないはず。
少なくとも 5日間無換水で導電率が上がらなかった(むしろ下がった)のは事実だ。

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底床に入れた肥料のイニシャルスティックは規定量のわずか 2/3 だし、カミハタ・スティックは一切入れてない。

黒髭ゴケの発生はリン酸過多が原因であるとされている。

しかしイニシャルスティックには一切リン酸は入ってないし、リン酸の入っているカミハタ・スティックは使っていない。
そして「窒素・リン酸発生装置」の魚はたったの 5匹だけである。

これで何処から黒髭ゴケが発生する余地があるというのだ!

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しかしあるものは現にある。実は後方に植えてあるラージリーフ・ハイグロの葉の周辺にも、ごくわずかながら黒髭ゴケの発生が見られた(この写真には写ってないが)。

つまり黒髭ゴケの奴、わずか 5匹しかいないカージナル・テトラに与えているエサから発するリン酸と、あとは水道水にわずかながら含まれているリン酸を栄養素として発生したことになる。

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何度かここにも書いたとおり、大成功に終わった 五ツ石の草原 2 のときにも初期にわずかながら黒髭ゴケの発生を見た。しかしその後消えていった。
今回のもその類(たぐい)だとは思う。私が「初期型黒髭」と呼んでいるものだ。故に特に心配しているわけではない。

しかしまさか今回これが発生するとは思わなかった・・・。

だから私は以前書いたのだ。「うちの水槽には窒素・リン酸系の肥料はほとんど必要ないのではないか」と。

今回リン酸の入っている肥料は一切入れてないのに、それでもこうして黒髭ゴケが現れた。
どうも私が使っている鎌倉市の水道水にはそういう傾向があるように思えてならない。

つまりわずか 5匹しかいないカージナル・テトラに与えているエサから発するリン酸と、水道水にわずかながら含まれているリン酸だけでも初期にはこのようにリン酸が余剰してしまうってことだ。

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私の方にも落ち度はある。このように最初に植えた水草(=窒素・リン酸吸収装置)が極端に少なかったのだ。
これだと 水草<リン酸 になってしまいますよね?御大天野さんだって、もっとどっと植えるもの。

とはいえ、私がここから得た教訓はこうだ。

うちの環境は初期において、簡単に窒素もリン酸も余剰してしまう傾向があるため、魚類の早期投入には十分気をつけること
絶対に初期にリン酸が含まれている肥料は入れないこと
ある程度の量の水草を最初から植えること


一つ二つ学べれば十分か・・・。

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by KamakuraAQUA | 2012-12-20 17:24 | 60cmソイル水槽


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