2012年 12月 11日
超低濃度肥料水槽、プラチナソイル水槽の水草たち
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紅葉の季節ももう終わりましたね。

数日前に用事があって地元のお寺、円覚寺(えんがくじ)に行ってきました。
これが今年最後の紅葉かなあ・・・。

さて今回は、超低濃度肥料で管理しているプラチナソイル水槽(60cmソイル水槽)の水草たちの様子を見てみましょう。
はたしてそんな環境で水草たちが育つのか・・・。




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そんなわけでこのプラチナソイル水槽(60cmソイル水槽)は超低濃度肥料で管理しています(ちなみに今回はレイアウトの方はまるで考えてない)。

何たってイニシャルスティックは規定量の 2/3だし、窒素系の肥料であるカミハタ・スティックは入れてないし、「窒素発生装置」の魚は 5匹しか入れてない・・・という状態。

だから当然コケは一切発生してないのだが、はたしてこんな環境で水草たちが育っているのか・・・。

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まずはミリオフィラム・マトグロッセンセ。私とはもう 20年近い付き合いになるはず・・・と思って昔のデータを見てみたら「94年あたりから出回り始めた水草」となっていた。つまり18年前か。

一般的に栄養素の要求量が極めて多い植物と言われている。
アクアライフ 1995年3月号91ページに、水中の肥料濃度が下がるとたちまち白化現象を起こす、故に肥料濃度の指標植物になる・・・という記述があった。

しかしご覧のとおり、何の問題もなく育っている。ということは、私が思っているほどこの水槽、貧栄養状態ではないってことか。
いずれにしても、この写真では美しさがあまり伝わっていないのがとても残念だ(これ以上綺麗に撮れないのだ)。

ちなみに、どうやらカリウム過多による弊害が生じていると思われるクリスタルキューブのマトグロッセンセと比べると確実に 2倍ぐらい大きさが違う。
この水草を見る限り、貧栄養による弊害は全くなさそうだ。

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この水槽にはロタラがやたらに多い。それは最近の私がロタラに対して苦手意識を持っているため、あえてロタラの数を増やしたからだ。

これはロタラ・マクランドラ・グリーン。インドの水草ですね。
AQUA Livingさんによると、普通のマクランドラの改良品種というわけではなく、地域差によるものらしい。

こちらもこの写真では美しさがあまり伝わっていないのがとても残念だが、特に問題はなさそうだ。

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あまりぱっとしない写真ですいません。注目してもらいたいのは後方の水草・・・ロタラ sp. ベトナム H'ra Gia Lai。ロトンディフォリアの仲間ですね。

真っ赤・・・ではないものの、綺麗なオレンジ色をしていて、美しいと思います。
買ったのは 5本だけなのに、結構脇芽が多く出ています。

ちなみに左隣にはロタラ sp. レインボーがある。やはりロトンディフォリアの仲間だ。そっちの方が、現時点では地味ですね。

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こちらはロタラ sp. カンボジア産。まだまだ 100%の出来ではないかもしれないが、それでもクリスタルキューブに植えてある同種のロタラ sp. ベトナムレッドに比べればはるかにいい。

一時期これが超絶的に綺麗だったことがある。あの状態にまで持っていけるだろうか・・・。

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こちらはアラグアイア・レッドクロスプランツ。ブラジルのアラグアイアで採集された赤系の水草だ。

AQUA Livingさんはこの水草のことを「難しい」としている。他の方も「育成は簡単ですが、綺麗に育てるのは非常に難しいというか手間がかかります」としている。

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確かに現在この水槽では「赤い」という状態からは程遠いが、結構綺麗な感じがして、今一番のお気に入りだったりしています(デジイチ+マクロレンズで撮影)。

(付記 : 実はこのあとこの水草、超絶的な変化をします!)

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こちらはロタラ sp. ニーラギリ。インド・ニーラギリで採取されたロタラで、細葉のグリーンロタラって感じの水草。それほど難しい種ではないらしい。

何でもいいけれど、買ったのはわずか 5本だけなのに、恐ろしいほどに脇芽が出ていてすごいことになっている。

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これなんか、1本から 10本ぐらい脇芽が出ている。この状態で一度もトリミングせずとも林ができそうだ。
あんまり美しいとは言いがたいものの、とにかく元気なのは間違いないだろう。

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こちらはハイグロフィラ sp. グァンシー産。チャームで買ったものだが、あまり情報がない。

「普通のハイグロフィラじゃダサイし生長も早過ぎるし」と思っていたら、こちらは「成長が遅く、頻繁なトリミング等は必要ない(チャーム談)」ってことで買ってみた。

なるほど生長は緩やかでよいし、なんかこの「普通の緑の水草」って感じがいいですねえ。原点って感じがして・・・。

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というわけで現在までのところ、「超低濃度肥料水槽」であることの弊害は生じていない。
っていうか、それほど「超低濃度」でもないのかもしれない。むしろクリスタルキューブで見られた、カリウム過多によるものと思われる生長不良が生じていないことの方に注目したい。

やはり今までの私のやり方は、カリウム過多だった可能性が、これでほぼ確実になってきた!
一歩階段を上れたようで、嬉しい。

しかし一方で窒素不足の方は深刻な影響を水草に与えるという。
はたしてこの水槽は窒素不足に陥らずにいるのか・・・次回はそこに注目してみたいと思う。例の「あの部分」を仔細に観察して・・・。

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by KamakuraAQUA | 2012-12-11 17:49 | 60cmソイル水槽


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