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2012年 01月 12日
黒髭ゴケに侵略された大磯砂水槽はどうなったのか その2
今朝は寒かったですねえ。鎌倉に住んでいる私は、毎朝源氏山の頼朝像までウォーキングをしているのですが、今朝は寒さが身に沁みました。

黒髭ゴケに侵略された大磯砂水槽はどうなったのか その2_e0218553_1748220.jpg

さて今回は、スタートから 1ヶ月と20日ほど経過した、この「大磯砂による定番三尊石組み水景」に発生した黒髭ゴケがどうなったかをお伝えします。

まあ正直、あまりお伝えしたくもないのだけれども・・・。




黒髭ゴケに侵略された大磯砂水槽はどうなったのか その2_e0218553_17482587.jpg

残念ながら黒髭ゴケも、黒髭ゴケが大磯砂に付着することで発生するマリモも、一向に減ってはいない。

マリモの生成能力たるや、すごいもので、週に50~60個は確実に発生している(除去している)。
以前から大磯砂水槽の場合、必ずマリモが発生していたが、今回は特に多い。

本物のマリモなら商売になるが、この黒髭マリモは誰も買い取ってはくれない。困ったものである。

一般的に窒素過剰は緑藻を招き、リン酸過剰は黒髭を招くとされている。
ってことはこの水槽内は、すごいリン酸過剰状態になっていることになる。

しかし何故?前回もお伝えしたとおり、この水槽にはわずか20匹のグリーン・ネオンしか魚はいない(エビもたいした数ではない)。
それでそんなにリン酸過剰になるのだろうか?

黒髭ゴケに侵略された大磯砂水槽はどうなったのか その2_e0218553_17483730.jpg

このクリプトコリネ(多分クリプトコリネ・ウンデュラータ・グリーン)に付着している黒髭など、最早見事としか言いようがない。あまり見事なんで、逆にそのままにしている。

但し黒髭が付着しているのは古葉だけで、この水槽内で展開されてきた葉っぱにはまだ付いていないのが唯一の救いだ(時間の問題だろうけれども)。

というわけでこの水槽は現在「水草もよく育ってはいるが、黒髭も異常なほど育っている」という状態に、残念ながらなってしまっている。

黒髭ゴケに侵略された大磯砂水槽はどうなったのか その2_e0218553_17485528.jpg

ちょっとここまで黒髭が多いと、「グロッソスティグマが生長すればそのうち収まるかもしれない」とは言えそうにない。

そりゃ吸着能力のあるソイルと違って、大磯砂で黒髭レスの状態(いわゆる「黒髭知らず水槽」←何が「いわゆる」なのか、よう分からんが)を作るのは難しい。
しかし今回に関しては、「何故ここまで多いのか」全然その原因が分からないでいる。

確かにこの水槽、最初にイニシャルスティックをやや多めに底床に入れてはいる( 60gのところを 70g)。
でも「イニシャルスティック過多→黒髭発生」という図式は成り立たないと思うのだが・・・。

まあでも面白いんで(決して面白くはないけれども)、もう少しこのまま様子を見ようと思っています。

それにつけても、前回はきれいな水草の写真をお届けしたのに、今回は小汚い黒髭ゴケの連続写真で失礼しました。

合掌

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by KamakuraAQUA | 2012-01-12 17:49 | 60cm大磯砂水槽


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