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2012年 01月 09日
黒髭ゴケに侵略された大磯砂水槽はどうなったのか
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今朝の朝日新聞に載っていた話だから知っている人も多いと思うが、この「エプソン品川アクアスタジアム」のイルカプールの海水は全て人工海水なんだそうだ。

我々の水槽と同じで、水族館の水槽の水も、1日に全体量の 5~10%の換水が必要ということで、わざわざ海から運ぶとなると大変な負担となる。
そこでゼネコンの大成建設が開発した人工海水技術を使っているとのこと。

もっとも今度スカイツリーにオープンする「すみだ水族館」になると、半年間換水なしでも老廃物が増えないシステムを採用しているという(それでも 1%ぐらいは換水するらしいが)。

我々の水槽も、半年ぐらい無換水で行けると楽でいいですね。

さて、新年 2度目のネタは、「大磯砂による定番三尊石組み水景」の様子をお伝えしようと思います。




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これが大磯砂水槽の現状です。スタートさせたのは 11月21日だから、1ヶ月と20日ほど経過している。

後景草も生長してきて、よい調子である。

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クリスタルキューブに入れてあったとき、草姿(葉姿)がご覧のように全くおかしかったポゴステモン・デカネンシスも・・・

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今はやっとそれらしく生長した。

以前はロタラ sp. ヴァルデキラリスと呼ばれていたから、ロタラと一緒で底床肥料を好むのかもしれない。
恐らくクリスタルキューブのときは底床内が窒素不足だったのだろう。

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ミリオフィラム・マトグロッセンセなど、もう超絶的な美しさである。
こっちは逆に水中内の肥料分を好むらしいんで、水中内にも適当な肥料分が存在していることが想像される。

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巨大化し過ぎたんでピンチカットしたエウステラリス sp. ダッセンは、下から出てきた脇芽の方が、もうここまで大きくなってしまった。

どうも水草が全体的に巨大化している感じなんだ。

まあ矮小化よりはいいけれども、何だか大磯砂水槽ってよくこれが起こる。
そういえば昔 120cm水槽をやっていたとき、普通のミクロソリウムの葉っぱがお化けのように大きくなったことがあったっけ・・・。

葉っぱが妙に大きくなるってことは、「葉肥」と呼ばれている窒素分が過剰ってことになるのかもしれない。
そういえばガラス面に付着するコケ(産毛状の緑藻)も多目だったっけ。

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20匹入れてあるグリーン・ネオンも元気だし、エビも落ちてない。透明度も高いし、環境的にはとても安定しているようだ。

でもわずか20匹のグリーン・ネオンで窒素分が過剰になってしまっているという理由がどうもよく分からない。
これでも 魚>水草 というわけで、まだ水草が足りないとでもいうのだろうか。

一方、あの憎き黒髭ゴケはどうなったかというと・・・。

次回に続きます。

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by KamakuraAQUA | 2012-01-09 18:55 | 60cm大磯砂水槽


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