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2011年 03月 23日
気色の悪いコケ
私がアクアリウムを始めたのは1993年の春だから、もうかれこれ18年になろうとしている。
ただずう~っと大熱中していたわけでもなく、熱中したり、冷めたりを繰り返していた。

今回のアクア熱のスタートポイントは2009年の5月20日だった。
初めてネットショップのチャームで水槽やら水槽台やらを購入したりして、燃えていた。

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底床として使用したのはこのパールサンド。天然石を高温で燃成・殺菌したもので、ソイルではなくいわゆる砂礫系だ。

これはチャームで買ったものではない。物置で眠っていたものだ。購入したのは10年以上昔なんじゃないかと思う。
ちなみに今はもう売ってない。今買うとしたらピュアサンドがこれに近いと思います。

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これを洗うとこのように水がピンク色になる。なかなかサイケデリックな感じです。

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セット直後がこれ。水が少し変な色をしているのは、流木のせいだ。

で、どうなったかというと・・・。




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これがセットから45日後の7月5日に写した写真。
まあ一見そこそこうまく行っているように見える。

ところが・・・。

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ブリクサ・ショートリーフにはごらんのおぞましい感じのコケがびっしりと付着している。

これ、いわゆる黒髭ゴケではない。

色は黒というより灰色(グレー)で、途中から分岐してたりする。
そのため私はこの水草のことを珊瑚ゴケと呼んでいる。

気色の悪いコケ_e0218553_17241288.jpg

このコケ、滅多にお目にかからないのだが、それでもたまに出る。
これは2002年に大磯砂水槽で発生した珊瑚ゴケ。左の方を見れば、途中から分岐していているのがよく分かると思う。

非常に醜いコケだし黒髭ゴケと一緒でヌマエビも食べてくれないのだが、しばらくするとあっさり消えてしまうこともある。

気色の悪いコケ_e0218553_17242388.jpg

ブリクサ・ショートリーフに付着していた珊瑚ゴケの場合、ご覧のように1ヶ月ほどで綺麗になくなってしまった。

珊瑚ゴケが発生するときって、水槽内の環境がかなり悪くなっている場合に限られているようだ。いわゆる濾過がうまく行ってないときに発生するのかもしれない。

このあとは幸いにも珊瑚ゴケには遭遇してない。しかし砂礫系のときだけに発生するわけでもなく、ソイルでの発生例もあるようだから、油断はできないです・・・。

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by KamakuraAQUA | 2011-03-23 17:24 | トラブル


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