2011年 01月 23日
大磯砂でリセット 前編
元旦は地元鎌倉をぶらりと巡ったり、2日は成田山新勝寺に初詣に行ったり、結構活動的に過ごしていた(よかったら こちら にあります)。

そして続く3日の日、1台の水槽のリセットを行った。
今回はその時のお話です。




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熱帯魚の飼育を楽しむのではなく、水草の育成やレイアウトを楽しむという趣味の世界がある。

上の写真はそのうちの1つで、いわゆる「石組み(いわぐみ)レイアウト」である。
去年の10月29日にスタートさせて、やっとここまで下草にあたるショート・ヘアーグラスが育ってきた。
コケにも侵されず、今度こそうまく行きそうだ。

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さっきの写真の水槽もそうだが、最近水草水槽をやる人のほとんどが底床(ていしょう)としてソイルという土を丸く固めたものを使う。
ソイルを使うことで水草の育成にとって有利な弱酸性で低硬度の環境を手にすることができるからだ。

しかしその環境もそれほど長続きはしない。普通1年も経つとソイルのその効力がなくなってしまう。
だからソイルを使っている人はだいたい1年ぐらいでリセットしてしまう人が多い。

どうせ同じレイアウトばかり眺めていると飽きてしまうから、それはそれでいいのだけれど、ソイルの処理の問題がある。
私が住んでいる鎌倉市もそうだが、多くの自治体は土など引き取ってはくれないからだ。

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そこで久しぶりに昔ながらの砂礫(されき)系の大磯砂を使うことにした。これなら使い捨てではなく、極端に言えば一生涯使える。

その昔神奈川県の大磯海岸で採取された海砂ということで大磯砂という名前があるが、現在は大磯海岸での採取は禁止されいてるから、多分多くは輸入ものだ。

昔は熱帯魚水槽にしても水草水槽にしても、みんなこの大磯砂でやっていたものだ。

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しかし大磯砂には大きな欠点がある。それは海砂故に貝殻を含んでいるということ。

先ほども書いたとおり、水草の育成にとって有利な環境とは、弱酸性で低硬度というもの。
ところがその貝殻に含まれるカルシウム分などがじわりじわりと溶け出すことで、逆に弱アルカリ性で高硬度の環境になってしまうのだ。

そこで上の写真にあるクエン酸を使う。クエン酸パワーで貝殻を一気に溶かしてしまおうというわけ。

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これがクエン酸処理をしているところ。
クエン酸を水によく溶かした上で大磯砂の上にぶちまければいい。
このようにバケツではなく透明なガラス水槽に入れた場合、貝殻が実際に溶けていくのがちゃんと目でも分かる。

これであとは4~5日じっと待つだけ。クエン酸によって徐々に貝殻が溶けていく。
上の写真では白濁しているだけだが、何故かこのあと徐々に緑濁していった。何故緑色に濁ったのだろう???

ところで貝殻を溶かすには、他に塩酸を使う方法や、お酢を使う方法があるが、前者は危険だし、後者はかなり臭い。やはりクエン酸が一番便利だ。

ちなみにクエン酸はダイソーなどの百円ショップで 200g 105円 で手にすることができる。
今回 20kg の砂の処理に 600g のクエン酸を使いました。

・・・・・・ と、ここまでは年末の話。ここからやっと正月に行った水槽のリセットの話になる。
というわけで次回に続きます。

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by KamakuraAQUA | 2011-01-23 07:20 | リセット


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