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2012年 12月 02日
絶対にコケを出さない管理法 後編
私はアクアも好きですが、登山も好きです。
でも今年はとうとう紅葉のピークに山に行くことができなかったなあ・・・。

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LUMIX DMC-G1 + LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.


日本一登山客の多い 高尾山に行ったとき にも、ずっと曇天でさえない天気だった。
皮肉にも山を下りてから日が差してきた。

これはそのとき写した写真です。
まあ渾身の 1枚にはならなかったけれども「よし」とするか・・・。

さて、大仰なタイトルでスタートしたこのネタ。
前回は、水草の生長不良やコケの発生の原因として肥料過多を疑ったわけだが、もう一つ、大いに疑っているものがある。

それは・・・




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それは水道水です。すいすい。

私が使っている鎌倉の水道水は GH が 3~4 ほど、KHは 2~3 ほど、導電率は 180~200μS ほどなのだから、まあアクア用の水として、そんなに悪いというほどではない。

しかし、私が今一番参考にしている Nature Garden さんのところの水道水の導電率は確か 100~150μS 程度だったはず。うちとはかなりの差がある。

その差の大部分はカルシウムやマグネシウムなどの硬度物質だろう。
しかし水道水の中にも窒素分やリン酸が入っていることも忘れてはならない。

事実ブログを読んでいると愛知県瀬戸市にある Nature Garden さんのお店ではほとんど黒髭が発生していないように見える。
もちろんこれは店主の神田さんの技術力によるところが大きいのは間違いないところだが、水道水の差もあるのではないかと私はにらんでいる。

ここから私は大胆な仮説を導いた。

       《仮説》 うちの水槽には窒素系の肥料はほとんど必要ないのではないか・・・

思えば大成功に終わった 五ツ石の草原 2 のときだって、ほとんどカリウム系の肥料であるイニシャルスティックしか追肥してない。「中央に流木のある風景」のときのベトナムゴマノハグサだって、その前景草の部分にはほとんどイニシャルスティックしか追肥してない。

もちろん窒素分がゼロでは水草は育たない。しかしイニシャルスティックにだってわずかながら窒素分は入っている。
あと、前回も書いたとおり、魚を入れていれば、エサの食い残しやフンから窒素分は発生する。

それで十分なんじゃないの?

導電率が低い水道水を使っている Nature Gardenさんの水槽ですら、不思議とほとんど肥料なしで水草がうまく育ってしまう水槽が生まれてしまうことがあるという。
まして Nature Gardenさんのところの水道水より導電率が高いうちの場合はなおさらだ。

魚がいれば(魚にエサを与えていれば)、窒素・リン酸はほっといても生成される。加えて水道水にも微量ながら窒素・リン酸分がある。
うちの水槽の場合それで間に合ってしまって、余程水草が繁茂した後は別として、少なくともセット初期は窒素分の追肥の必要は一切ない・・・。

これが結論なのではないか!

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というわけで、じつは最新の水槽、プラチナソイル水槽(60cmソイル水槽)はその考えに基づいて作られている。

プラチナソイルは吸着系のソイルなのにもかかわらず、カリウム系の肥料であるイニシャルスティックですら規定量の 2/3 の 40g しか入れてない(ソイル水槽のような低硬度の環境では規定量だとカリウム過多の危険性があるから ← 後日熱く語るかも)。窒素系の肥料のカミハタ・スティックに至ってはゼロだ。

そして魚はわずかにカージナル・テトラが 5匹のみ! あとはコケ取り職人としてオトシンクルスが 2匹、ヤマトヌマエビが 10匹いれてあるだけだ。

しかし水草はご覧のとおりそこそこ植わっている。

つまり完全に、

       水草(窒素吸収装置) > 魚類・肥料(窒素発生装置)

という状態を作り上げている。

これならコケが出る余地は何処にもない!
コケの野郎!出るなら出てみやがれ!


それにしても「窒素発生装置」である魚の数も肥料分もあまりにも少ない。何しろカスタムソイルと違ってプラチナソイルは肥料分ゼロの完全吸着系ソイルなのだから・・・。

これではコケが出ないのはいいとして、水草がちゃんと育つのか・・・と心配される方も多いのではないかと思う。
一番多く植えてあるロタラなど、結構肥料分を必要とする水草のはずだし・・・。

でも私は、今までの流れからして、結構行けてしまうのではないかと考えている。
もし本当にはっきりとした窒素不足を感じたら、そのときは魚の数を増やすか、窒素系の肥料を入れればいいだけの話なのだから・・・。

さて、やや無謀とも言えるこの水槽がはたしてうまく行くのかどうか、私と一緒に皆さんも注目してみてください。

「アクア考」はまだ続きます。
次回は、怒涛の大どんでん返し!長文です。

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by KamakuraAQUA | 2012-12-02 17:59 | アクア考


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