2011年 11月 14日
種水水槽について
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さて、今回はあまりいいネタもないんで、部屋の片隅で眠っている(?)この不気味な水槽についてお話します。

いったいこの、水槽の中の洗濯用ネットに入っているものは、何なのか・・・。



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じつは上の水槽の正体は種水水槽で、洗濯用ネットの中に入っているのはこの園芸用の赤玉土。

このホームセンターではご覧の 14リットルの赤玉土を 248円で売っている(もっと安いところもある)。ソイルに比べれば超バカ安だ。

といっても赤玉土を直接底床に使うことには多少のためらいがある(昔やったことがあるけれども)。
というわけで、種水水槽内に洗濯用ネットの中に入れて使っているというわけ。

私の地元鎌倉の水道水のデータは pHが 7.0~7.3、GH が 3~4、KHが 2 ぐらい。導電率は季節や水温によって差が激しいが、まあ 150~200μSぐらいか。

そんなに絶望的に悪い数値ではない。ましてやソイルを使えば pH も 硬度 も下がる。
しかしソイルの軟水化作用も半年ほどで段々弱まってくるし、なるべくなら水道水に入っているリン酸も除去したい。そこで安い赤玉土を種水水槽の中で使っているというわけだ。

これはちょっと前のデータだが、2~3kgの赤玉土で、数日後にこのくらい下げる力はある。

              水道水    種水水槽
      導電率     218      174
      pH       7.6       7.5
      GH       4        3
      KH       2        1

(このブログはテーブル文が使えないからバラバラになっちゃうんだよなあ、ブツブツ)

但し pH は逆に 0.1 ぐらい上がってしまうこともある。種水水槽に使っているのは上部濾過で CO2 を逃してしまうからだ。
あと水道水の GH は実際には 3.5 かもしれないし、KH も 1.5 かもしれない。それでもそれぞれ 0.5 は下がっている計算だ。

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一方リン酸もわずかながら減っている。

右が水道水で左が種水水槽だ。この試薬は黄色→黄緑→青になるに従ってリン酸濃度が高いことを示す。ちゃんと種水水槽の方が黄色・・・つまりリン酸濃度が低いことが分かると思う。

というわけで種水水槽に赤玉土を入れておくと、硬度もリン酸濃度も低くなることが分かっていただけたと思う。

但し、赤玉土の吸着パワーにはもちろん限界はある。3ヶ月ぐらいで新しいものに交換した方がいいみたいだ。
それでも 248円で 14リットルもありますからね。かなりコストパフォーマンスは高いです。

しかしここまで書いておいてなんだが、そんなに熱心にこの種水水槽の水を使っているわけでもない。だいたいいつも、60cm水槽の場合で、種水水槽の水 10リットル、水道水 10リットルで換水している。
何かあんまり水道水の中に入っている成分を取り過ぎてしまうのも問題・・・みたいな気もして・・・。

でも水道水の高い硬度や黒髭ゴケに悩まされている人は、もし空いている水槽があるのなら、こんなことを試してみるのも悪くはないかもしれないですよ。

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by KamakuraAQUA | 2011-11-14 20:55


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